MICHI ISHIJIMA - Pride One -

取り残される日本、果たして東京五輪後は?!

取り残される日本、果たして東京五輪後は?!

オリンピックをはじめとするビッグイベント、そして国際的なスポーツ以外のイベント。これらの申請をしてメディアとして撮影すると日本のそれと大きく異なることばかり。果たしてその方式に今まで拒絶していた日本の協会、仕切り会社は今後どのように対応を迫られるのだろうか?! たぶん寝返りの早いのも日本の特徴なので、何事もなかったかのように急に世界に合わせてしまえるのも日本の良さだとは思いますがw

まず普通に一般的になったSNSと呼ばれるソーシャルメディアの存在があります。

先日も「写真をSNSでアップするのに許可を取ったのか?」ととあるところで血祭りにあげられた私www。これ、前出のオリンピックや国際競技、国際イベントでは「どんどんアップして広めてくれ!」が主催者側からのブリーフィング話(打ち合わせ)。日本はまったくの真逆。「無断でSNSに使用した場合は次回の申請をお断りする場合もございます」がマイナーな団体ほど目につきます。

もちろん商業利用(グッヅにして売ったり、写真そのものを売ったり)は言われなくてもダメなのはわかっているし、国際的なイベントはパスを受け取る時に英文の「勝手に商業利用しません」という誓約書にサインをさせられます。今時は素人でも「肖像権だ!」「許可とったのか?」は言うセリフになるくらい一般的に広まっている肖像権という言葉。しかし実際に現実的なお話として、権利を主張する場合はそれにともなった状況でないといけません。そもそも肖像権はカメラを向けられた時に「やめてください」と言わない限りは肖像権は発生しませんが、勘違いしやすいのがこれで、実はそれはパブリシティ権のことなのです。みなさんかなり頭でっかちに「肖像権」を主張なさりますが、一般人の場合はどちらかというと個人情報保護法w。しかもそれは正面顔だけwww。もちろん芸能人などは顔で、肖像でお金を稼いでいるからこれが発生します。生写真を売っちゃダメなのはわかりますね?!プロ選手も同様。会場の外、暗闇で電気照らして何枚か写真をセットにして販売しているようなのはこれ!にあたります。しかしそんな素人商売ではなく、きちんと仕事として撮影している人はそんなことしません。持ちつ持たれつ。

海外セレブのプライベートをパパラッチが撮影することも実は持ちつ持たれつで、そのために高級ブランド企業が支給したりしてプライベート写真などで暗黙のPRをしています。中には写真を気に入られたパパラッチがセレブ個人の専属になったりしてもいます。YouTuberがお金になる理由もこれ。一方の日本ではチームにスポンサーを募集しているにも関わらず、一方でこのSNSを禁止させて足かせになってスポンサーすら寄り付かないチームもあります。競技団体も同様。それはよく考えたらわかること。企業はなぜスポンサーするのか? どこでそのメリットを得るのか? あいも変わらず何も求めずお金出してくれる谷町待ちwの日本のマイナーな昔ながらの人々。

日本で行われているSNS講座なるものも数件出席させていただきましたが、皆さん残念なことに日本から出たことのない井の中の蛙がスピーカーになってしまっているからなかなか世界の動きを知らず、自分の行動範囲内で強く説いてしまうから何も変わらず世界的にみたら退化していく一方。そしてそれをありがたがってしまうのはこれまた日本から出たことのないが故の素直さw

先進や後進は何を基準にするかによって変わってきます。SNSの扱いでは日本は先進ではない。むしろ後進、後ろに下がって行っています。さぁ、オリンピックの黒船が前に押し出すのでしょうか!?

そして今回はもうひとつ、国際的なイベントの身分証肩書きについて。

最近は紙媒体であったとしても肩書きが『WEB PHOTOGRAPHER』『BLOGER』。

それ程までに世界ではWEBやBLOGが最大のメディア肩書きになってしまっている現状。日本でこの2つの肩書きのイメージは「素人で勝手にウェブにアップしている仕事ではない人々」なのでしょうけれどもwww

もちろんだからといって本当に素人が「取材申請」したところで間違いなく弾かれます(爆)。ちゃんと餅は餅屋さんから買ってくださいw ただ日本でも新商品発表などは多いアクセス数を誇っているブロガーさんやYouTuberに案内を出して、その方々に広告宣伝費をかけずにPRしてもらっています。先日有料受講したとあるところでも教えていた「口コミ商法」がこれにあたります。企業がおこなうPRよりも「これ良かったぁ〜」と知り合い、有名人が言う方が効果率が高い、そしてネズミ講式に増えて爆発するという現実。これもまた日本ならではの大勢が右を向くとみな右を向いてしまいたがる日本人の特徴が多く現れています。

ちなみにうちの近所にはタピオカの入った紅茶などをプラカップで売る、台湾発祥?!とかいう持ち帰り飲み物屋さんが筍のようにどんどん出来て、そしてなぜそこまでして飲みたい?!という長い列をつくっています。買った娘さんたちはこぞってスマホで写真撮り、SNSにアップ。そしてまた客が客を呼んでいる状態。

仮にここに並ぶ娘さんたちの最初1割が「みっちぃ〜♡」とSNSアップしたとして、1年も経たないうちにボクは街を歩けなくなるでしょう。

だ・か・らぁ〜、石とかゴミ投げられるられるとか、いきなりビンタされるとかじゃくてぇ〜ヽ(´o`; (自爆)。