以前もどこかで書かせていただきましたが、タイトルにしたこんな高飛車な言葉が38年の写真生業生活の近年10年の意外にも支えになっていました。
最初の出逢いは彼女が19歳の時でした。
「連絡遅れてごめんなさいm(__)m 冷やかしも含めてメールが大炎上してるんですよ((+_+))
24日、遅いですけど20時30分では遅いですか?学校のサークルの集まりが5時からあるのを忘れてて((+_+))
無理なら26とか。。ぱにぱになんよー」
2013年4月24日夜8時半、逆冷やかしwではなく、初めてその方と新宿でお逢いすることが出来ました。
そしてそれから20歳を挟んで6回程撮影をさせていただきました。当時仕事が忙しかったのか、お金がなくなったのか私自身覚えておりませんが、連絡も消息も途切れ彼女が金髪にした時は撮らせて頂くことはありませんでした。しかし10年経っても心の柔らかいところに柱として残る会話があります。何回目の撮影の時だったか忘れましたが、他の職業写真家の年配の方に撮影してもらった時に私の撮影させてもらった写真を観せたそうです。
「アングルとライティングは広告的、シャッタータイミングは報道的って、よくわかんないけど褒めてたよ」とその方の感想を教えてくれました。
これが色々な波を乗り切ってきた私の心の中、今でもかなり太く、そして中心にあります。
それから913日後に再び再開(過去の旅人日記)。しかし第2次は計3回撮影させていただいた後、4回目の約束の日に彼女の急な仕事で当日キャンセルという形は再び沈黙を呼び込んでしまいました。
そして時は流れ2021年6月2日、インスタメッセージに見知らぬアカウントから連絡が来ました。
「こんな時間にすみません☹️
自分の写真を見つけて、どうしてもDMしたくなってしまいました。笑
この時のあたし、自分で言うのもなんですが…いい体してたなぁ〜って見とれてしまいました。笑
お久しぶりです!⚪︎⚪︎です。笑
まだ写真を大事に保存して頂いていて嬉しいです🥰
アカウント見つけたからには、石島さんのこれからの活躍を見せてください!!!
こんな時間に失礼しました😌
その節は、申し訳ありませんでした😞
やっぱり有名な方だから…
いつかSNSで見つけるだろうと思っていたら、本当に見つけてしまいました。笑」
今でもどこでどういう状態でこのメッセージを読んだか覚えています。そして三度動かない2次元の写真は再び3次元に戻り動き出しました。
初めましてから9年目、10回目の撮影は2022年8月8日、10周年の11回目は2023年8月2日でした。
もちろんインスタやLINEは繋がってはいるものの、そしてこれまでに比べたら短いものですが、また彼女の居ないところで時は流れ、疎遠になりかけていました。しかし先日のお誕生日決意の旅人日記『58回目の誕生日』にお祝いメッセージとともにまた心に残る反応をしてくれました。
「相変わらず、素敵です😌
お誕生日おめでとうございます🫶
いつまでもカメラ片手に私と遊んでください😂」
ずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜とこのまま、この世を去るまでこのままの距離、その距離を埋めるのがカメラ、写真なんだろうなぁ〜・・・。
大体歴史に名を刻む女性ってそんなもんですわさ(苦)。