MICHI ISHIJIMA - Pride One -

撮りたいもの、撮らせてもらいたいもの。

撮りたいもの、撮らせてもらいたいもの。

まずは本日の写真にご注目!

チアリーダーの花道による入場…で?! というのは一般的で、「あれっ?」となった方、知ってますねぇ〜日本のフットボール観てますねぇ〜(∩˃o˂∩)♡

訳あって昔の写真をほじくり返しております。そこで出てきた感動シーン。当時も旅人日記で書いたか何かで書いたのですが、これ、チアリーダーと入場している選手のチームが違うのです。入場しているのは警視庁(選手はリアルな機動隊員です)、チアはオール三菱ライオンズのらいおんちゃん。2016年の出来事でした。

自分のチームの応援するのは当たり前、入場を飾るのは当たり前ですが、対戦相手にチアリーダーが居ないので、対戦相手の入場の花道を作ってしまうのがチアリーダーなのです。ここで感動しなかったら置いていくよーーー!w

ギスギスした世の中です。足の引っ張り合いが当たり前になってしまった世の中です。自分さえ良ければな世の中です。。。そんな世の中でもチアリーダーはチアリーダーなんです。チアリーダーの競技大会はまだ撮ったことも行ったこともないのですが、自分のチームでもなく、友人がいるでもない全然関係ないチームが採点を受けている時も声援しているのだそうです。なぜか?それがチアリーディングだからなんだそうです。

昔々のミチジマ少年は類にもれず野球少年でした。相手を野次るのはベンチの仕事(今は知りませんw)のスレざるをえない少年育成時代でした。もっとスレ切った、喧嘩ばかりしているようないわゆる悪ガキはサッカー少年だった時代です。言葉で攻撃する野球か不良の集まりサッカーかの選択肢しかない時代でした。たかだかこの1枚の写真、この出来事で40年以上も遡れる出来事。アメリカンフットボールが昔から身近にあったら、、、。

でも日頃優しいのであろうおじさんが警備員の仕事をしたらいきなり自分が警察官僚になってしまったかのような態度をとってしまう。国民、市民のあるべき姿をうたい選挙に出て当選してしまったら先生!とコバンザメが寄ってくる政治家になってしまう。立場が変わったとしても自分はこうなってはいけないといういい勉強を日々させていただいております。常に自分の立ち位置を確認しながら。

チアリーダーはチアリーダーになるのではなく、チアリーダーとして生まれてくるんじゃないか!?と確信できる人々が幸いにもボクの周りには圧倒的に存在しています。でもチアリーダーも生身の人間、普通の女性なんです。悩みもするし、身体だって痛くする。そして身体の痛みは治っても心の痛みはなかなか消えるものではないのは当然です。

年末、関西の少年フットボールの決勝大会に行ってきました。フットボールってこうだよなぁ〜チアリーダーってこうだよなぁ〜それを支える人ってこうでなきゃダメだよなぁ〜な大会でした。心洗われたというか、再認識出来た良い経験でした。

お仕事もまだ先のことですが、新しいお話もいただいたりしています。それはもしかしたら今のすべてをお休みしなければ賄えないお話になるかもしれない。週刊文春にも記してありますが、石島の写真を支えにしてくれていた方々が、一昨年のとある出来事で撮らなくなった時期と時を同じくして辞められてしまったということがあります。そこまでうぬぼれてはいませんが、自分の中でそれは避けたかったことでした。後悔は心に深く残ります(結果的にボクが復帰するとともに現役復帰・奇遇ですがw)。今後の自分の在り方、方針の柱になりました。

はい、じゃぁ!とまた移って行くのか?行けるのか?! 答えはノーです。ちゃんと「ヤダ!」と言ってくれるひとがいる限りはノーです。カメラ持った旅人は安住の地を求めて旅しているのかも知れません。

ではどうしましょう、、、

何が撮りたいのか?! 何が撮らせてもらいたいのか?!

何が1番楽しいのか!? 楽しく出来るのか!?

チアリーダーを泣かす奴が一番許せない。。。