MICHI ISHIJIMA - Pride One -

またもやチアリーダーに救われるの巻

またもやチアリーダーに救われるの巻

今年1番の楽しみでもあり、身辺整理してw進退勝負かけた「それ」も終わり、結果は身構えていた事態もなく、放心状態の引きこもりしながら今年1年を振り返って「来年って来るんかなぁ〜」とボォ〜と考えておりました。

今年の8月17日の誕生日を境に生まれ変わったかの如く、性格が変わったと言っても過言ではないくらいの変化が自分の中にあり、前向きにはなっていましたが、越えなければいけない関門、「それ」が近づいてきて目標にする中で、「それ」によって迷惑が愛する人達に及ばぬよう、迷惑をかからぬよう、自分以外が全員敵になったとしても戦えるように準備をしてきました。味方はいつかは敵になる可能性もあるので愛する人達も味方にはせずに。

寒さを感じるようになった頃から「あぁ、もう暖かい季節、暑い季節は自分には訪れないな」と漠然と頭に浮かぶようになってました。「来年もよろしく」にも「来年のことはまだわかりません」と。そして「あぁオレもう死ねるんかな」とちょっと安心しながら日々を送ってきておりました。それは誰かがデスノートに名前を書いたことを知ったかの如く。自分で書き込んだかの如く騒ぐでも焦るでもなく。心の孤独からの解放は自分の身体を物体から自由にしてあげること(変な宗教入ってませんw)。

そして「それ」は終わり、自分の中の戒厳令も解かれるとともに襲ってきた放心の無気力。タコの切れた糸、、、ちゃう、糸の切れた凧。

週刊文春を読んでいただけた方はわかってくれていると思いますが(笑)、チアリーダーを撮影するにあたり、それは商売メインではなく、本人達に写真を渡すための行為メイン。ちょうど誕生日から4ヶ月を経過した12月17日に行われたJapan X Bowl、このフットボール・チア界の一大メインイベントの写真を本人達に渡す作業も放心気味なので全然進まない(汗)。そこで「送らせてもらいたいけれど、少し待って!」の連絡を何とか実行しておりました。

もうキャリアも4年になるんですねぇ〜(遠い目)。僕の大好きなチアリーダーにLIXILディアーズ、もちろん去年、今年のオールスターでも活躍なされた綾音さんという方がおります。綾音さん、カッコいいんですわぁ〜ルーキーの時から。なんだろう?!このカッコ良さは!?と逆に疑問が沸くくらいのカッコ良さがあるチアさんなのです。他に類を見ないチアリーダー。大好きなんすけどぉ〜(えっ?もういい??w)

その綾音さんにも連絡したら、まず「みちさーん!!!」という書き出しから始まる訳ですよ♡ それだけでもうこのオッサンLOVE LOVE A・Y・A・N・Eですよ・爆(えっ?いいから話を早く進めろ?!w)。

「すっごい緊張してたので、フィールドでみちさん見つけて安心してました(星いっぱい)」。

あっ、これなのかな。。。ルンルン♡ではなく、なんだか自分の感情で、熱せられた鉄板に氷を置いたくらいに何かが一気に溶けた感じがしました。なんか次の暑い季節は見えなかったけど、もっと先、歩くのもぎこちない位の年老いた自分が小さいカメラ持ってタッチラインにいる姿が想像出来てしまいました。

実は同じ言葉をバレーボールでも言われていました。嬉しかったことを思い出しました。サッカーでも。オランダでは平山相太選手がゴール後に探して走って来てくれ「みちさん探して走りました」と新聞記者に言ったことでNumberの原稿を書かせていただきました。

頑なに硬さを守ろうとして、しかしそれを崩されてより一層硬くしようと試みてを繰り返してきてすっかり柔らかさを失った心。決意して棘だらけして誰も寄せ付けなくなったここ数ヶ月も含めたここ数年、いやっ、もう12年積み重なってきた恨み辛みまでをもすべて綾音さんがこのタイミングでのこの内容、この表現力で溶かしてくれ、中の心をグニャグニャに、すっかり融解してもらった感じになってしまいました。

わぁ〜やっぱチアリーダー最強、綾音最高♡ヽ(´o`; 笑

あっ、でも「石島さん」っていう距離を持った呼びかけにはそれなりにしか返事しませんので悪しからずw(実は、『先生』『カメラマン』という呼称と同じくらいに以前より『石島さん』は嫌いでしたw)。

出会うべき人は出会うタイミングで出会うと先日ものの本で読みました。まもなく訪れる亡き父の命日、12月23日。暑い季節が見えなくなる前、想像できなくなる前、写真撮っているのもあと5年ないなぁ〜と感じておりましたが、父が亡くなった歳まであと30年、余命が延びた気がしています。傍に真のチアリーダーが居てくれる限りではありますが。。。