MICHI ISHIJIMA - Pride One -

いとおしい…ひと

いとおしい…ひと

ずっと想い描いていた方にお逢いする機会をいただきました。

長い年月想い描いていた方でした。

チャンスは2週間前に突然起こりました。そしてこの日を待ち続けて準備した2週間が楽しかったこと楽しかったこと。仮想しながらのシミュレーションでも引き出しを増やして望んだ日でした。しかも実物のその方は思い描いていた以上、想像以上に素敵な方でした。

最初のカットを撮影している時に手が震えているのがわかりました。写真を撮ることを仕事にして、正確には写真そのものを撮ることを始めてからそんな経験は今までなかったので自分でも驚いて「手が震えてるぅ〜w」と撮影しながら正直に言ってしまいました(爆)。心理学を学んでいる身として極度の緊張状態にあったことは容易に想像できるのですが、自分の中では表立っては緊張していない状態。しかし深層心理の中での極度の緊張状態がそこにあったのだと思います。逆に今思い返してみると、今の方が表立って緊張しているカワイイ自分が居ます(爆)

現役総理大臣(当時)をSP4人に囲まれ凝視される中撮影しようが、有名タレントを1対1で目の前にして撮影しようが、何億と稼ぎ出す有名選手を目の前にしようが全く緊張なんて言葉も知らずに(爆)撮影して来た身ではありますが、この方を目の前にして撮影していたらこんな状態w

素敵な時間はあっという間に終わってしまい、しかもパソコンに取り込んで見返してみると写真自体はボロボロで何が撮りたいのか?!な写真。単に被写体の魅力のみで助けられている写真(苦)になっています。

完全に完敗。自分の被写体に対する想いが撮影ということ、「写真とは撮影者は被写体をどう観ているか感じているか、想っているかを1枚に納めるもの」を超えてしまいました(爆)。こんな初めてのことが31年目にして訪れました(笑)。まだまだ若いのぉ〜若輩やのぉ〜俺w

もの凄く忙しい方で、次に撮らせていただける機会を得られるのはなかなか困難を極める方。さて次に撮影させていただける機会は訪れるのか!? そう、次の機会を想像しただけでまた緊張して来た。それ程までに素敵な方でした。今回の写真、その良し悪しは被写体の人物としての魅力に助けられているから「これはこれでまっいっか」(苦)。

それにしてもその方に対する『いとおしさ』はつのるばかりなのです(自爆)