日本人はなぜそんなにも薄っぺらい軽薄な関係の中で生きていけるのだろうか？と考えてみた。本日のテーマ（笑）

最近、自分の事ではなく、他人に良かれと想った事がことごとく裏目として自分に戻って来た。そしてまた自分自身を傷つけている。ちょうど１年、ここからいろいろなことを今後学んでいきたいと思っている。それは他人のせいではなく、物事は自分の意思に起因したと捉えていることによる。

他人同士はなぜ薄い関係を維持して笑顔を装って『私はあなたの味方ですよー』という表面（フリ）をする事によって良好な関係を築いているのだろうか。

思うに、自分が問題に巻き込まれたくはない。問題を起こしたくはない。孤立したくはない。というそれぞれの内向きな自己愛によってであって成り立っている。

ただ時には外向きに自己愛を発信するものもいる。

テレビラジオ新聞、最近ではネットのニュースすら観ていないけれども、大きな騒ぎは自然とはいって来て知る事になる。AKB総選挙で結婚宣言した娘さんがいたそうで、ファンから「裏切られたー金返せー！」と話題になっているそうな。夜の世界ではホステスさんに同じように事が起きている。他にも多々知っている。

これは相手に対しての愛ではなく、あくまでも自己愛から生じる「裏切られた」。相手に対しての愛だったら、相手が幸せになる事が１番となり、そこに「裏切り」という表現は発生しない。

個人的な話になるが、いろいろな世界の裏を知ってしまって来て、そんな夢すらみれなくなってしまった身としてはそんなピュアな感情が羨ましい。果たして自分にはそんな時代はあったのか？！と（苦）。

仮想現実の疑似恋愛。現実社会で生きる支え、喜びとしては最高な部類なのかもしれない。趣味に対する愛、動物に対する愛、異性同性に対する愛。しかし仮想現実が楽しすぎると現実との境界線が意識の中でなくなってしまう。そこで突然目覚めさせられた結婚＆引退宣言。

「裏切られた！」は「おはようございます」。

目覚めが遅い人はそのぶん多くの金品を注ぎ込んでしまっていたけれど、それだけ多くの時間空間を仮想の中でそのアイドルと楽しく過ごせたから仕方はないのではと思う。早起きは三文の得…はここから来たのではないけれど（爆）。ちなみに三文を辞書でひくと、１文銭３枚で価値が薄い事なのだそうで、、、だからゆっくり目覚めても大丈夫なのかもしれない（爆）

昔、ある事業を立ち上げようと裏社会に詳しい知り合いに相談した事がある。「その世界は手を出さない方がいいですよ」と言われて止めた。カタギが手を出してはいけない世界もある。どんな時でも裏に詳しい人は物事を探るには必要で、裏に詳しい人がいない場合はとりあえず入ってみて、どこかで必ず出会う問題に直面する。そしてそこからどうするかになるが、時には火傷をおう。たまぁ〜に死に至る。東京湾に沈むのが日本社会（苦）。そっちの世界でなくとも一般的にもイジメ社会は日本の文化。子供達の問題をいかに解決しようとしても、その大人社会でも起きている日本文化なのであるから、無くなるはずはない。

映画『エージャント』。トムクルーズ演じる主人公が理想を掲げ、会社組織を追い出される。そこから孤軍奮闘していく話。

組織にどっぷり浸かっている人、無難に毎日を過ごしたい人には単なる馬鹿者。ドロシー（だった？）と金魚（だっけ？）だけが味方だった。

物事が表面化した時に『薄っぺらくない関係』は明らかになる。

薄っぺらいつきあいで良好な無難なつながりで組織されている関係でも、時にはドロシーのような人はいる。側から見たらトムクルーズよりもドロシーが馬鹿なことしているように見えるだろうが、そんなドロシーに賛同する、賞賛できるものでありたいと思っている。

どこまで行こうが、わかる人にはわかるが、わからない人にはわからない。でも生き残る人は生き残って来て、それが正しかったかどうかは歴史が判断してくれる。生き残った者が歴史を書き換える。ただ死ぬと神に祭り上げられてシンボルにされてしまう事もある。旗印に利用されたり。キリストだって殺されてから神として崇めたてられている。この話はまた別の機会に。

話をもとに戻すと、そのアイドル（？）の結婚相手はファンだったそうな。仮想現実の中でそれを現実になったひともいるという事。たぶんそのひとは他の人とそのアイドルが結ばれても「騙された、カネ返せ」とは言わない部類のひとなのではないだろうか。

仮想現実を仮想現実と捉えられるひとであったに違いない。仮想現実のうまい渡り方が出来るものだけが薄っぺらな関係を現実のリアルな関係の中において強固な関係を築くことができる。

ただその判断が正しかったか失敗であったかは将来歴史が判断する。そして良かった悪かったは他人ではなく当の本人しか判断できない。アイドルもこのレベルの人は、引退してしまえばただの人。結婚した後に「裏切られたーこんなはずじゃなかったー」と思ってアイドルに戻ろうとしても、今度は…。多くのものどもを突然夢の中の最高潮の時に叩き起こした代償をその時に払わされる。