『カメラしかなかった男の尊厳はどうなるんだよ!』
映画SCOOP!で都城静を愛していた横川定子のセリフ。内容もセリフまでも復唱できるほどに何度観ても泣いている。
乗客名簿に載っていた1名はチェックインもしないまま、飛行機だけがアメリカに向けて飛び立って行った。もうすでに到着して目的地までの国内線待ちをしている時間。
カメラしかない男が愛する人の身体と精神状態を第一にカメラを持つことを諦めてのこと。
この男の尊厳は誰にも保たれないけど、自ら放棄してのこと。
「人生の中で本気で愛した女性は3人だったなぁ〜」
「ひとり増えているし(笑)まだ増えるから大丈夫よ!」と3人の中の1人のモデルさんに夕食をおごらされる事になった。。。まんまと手のひらの中で転がれている気がしないでもない(苦)
カメラしかないこの男はカメラを手放した時間は被写体とは逢うことはない。しかし人生の中で2人だけは逢った。そしてよく喧嘩をした。それが絆を強くし、たまにはカモられる結果に繋がっている(自爆)