MICHI ISHIJIMA - Pride One -

ダンス DANCE ダンス♪

ダンス DANCE ダンス♪

感情表現のダンス。それは表情、指の先にまで現れ、髪の毛の先端にまで及ぶ。

通常のダンスは感情のZONEを作り、観るものをZONEに取り込んでいく。

チアリーダーの場合はスタンドに向けて波動砲を使用する。だから撮影では対峙するのではない。傍観者として発射シーンや状況が重要なファクターになっている。

それらの感情を受光部で受ける写真撮影もまた感情表現。

客観的な感情で撮る報道写真や記録写真もあれば、「綺麗だ」「素敵だ」「凄い」という感情を込めて撮る『写真』もある。

感情を込めたダンスを感情を込めた表現として打ち出す撮影する。感情と感情は時としてぶつかり、時として融合する。

2つの感情がシンクロできたら良い写真になり、シンクロできなければ何を撮りたかったのか?という写真になってしまう。。。

普段はおっとりとしていて危なっかしいひとや天然系のひとがいざ踊りだすとまるで別人のように激しい感情をキレをともなってぶつけてくる。

そのギャップ、圧倒的な存在感に押されないように、抑え込まれないように対峙しながらシャッターを切る。真剣勝負になればなるほど面白く、面白い絵が撮れる。

撮影とは目から入った情報を脳に伝えて処理し、シャッターボタンを押せという指令を指先に伝える行為、しかしその信号を使用していては間に合わない間合いや表現。そこにいるのは写真を撮っている自分ではなく踊っている自分。

撮影後に疲れ切っていない撮影の上がり(写真)は良くない。撮影後、口数が増えている時は興奮の中にいる状態が持続中だから。無口になってしまうのはまだダンスの最中だから。

 

あぁ、踊りたい。

しかし誰とでもという訳でもなく。。。踊る相手は決めている。