MICHI ISHIJIMA - Pride One -

棲み分け

棲み分け

カメラが増えるのは楽しいけれども、1枚の写真を撮れるカメラは1台。その時ほかのカメラは見守るだけで活躍は出来ない。

ほんじゃぁどっちのカメラ、どのカメラを使って撮る?!

そんな贅沢な悩みが発生してしまいます。

でもシチュエーション、被写体、気分で使い分ければ良い訳で、フルオートのスナップ、雰囲気を壊さないでありのままの状態を撮影する場合は Canon M5 をオートで。相手の気持ちを引っ張る時は Leica M でマニュアルで。

レンズの違いにもそれは活かせます。ズームで気軽に撮るには Canon M5 、単焦点で想いを出したい時は Leica M で。どちらも2400万画素。仕事写真としても使う事が出来る2台。メーカーさんの思惑がレンズシステムに現れています。暗いけど重宝なズームシステム主体か、単焦点か。

カジュアルにジーンズ姿で撮れるこの2台。ただフォーマル衣装での撮影になると Canon M5 はちょっと残念になってしまうので、Leica M か Hasselblad X1Dの出番。それはわいわいしている中での撮影と署名な方々のパーティなのかにもよります。パーティにジーンズで現れたとしても後者。

写される側の感覚的にはiPhone、スマホで撮影されるよりはましだけど、まさかポートレイトで Canon M5 を使う人はいない。でも Leica M ならあり。柔らかい表情を撮りたいならば Leica M でもいいけれども、きっちりカッコつけてもらいたいならば Hasselblad H シズテムでないと。わざと身構えさせて撮る。これが普通の35ミリ版のいうなれば普通のカメラだと無理。

えっ? そんなに種類カメラ持っていない?! 持ちなさいよ!良い訳は聞く耳持ちません(笑)。アマチュアならまだしもプロと名の付く職業と言い張り、仕事として撮影しているならば。

なんでもかんでも同じ一眼レフで撮影している、それもEOS Kiss のような安いカメラで撮っている人は、そんな安い写真しか撮れないのが現実。カメラ見たらその人が仕事できるか?職業(ハイアマチュア含)なのか?がわかるというものさ。ストリート系の撮影している人はコンパクト系でも仕事。しかしそういう人は著名人のポートレイトは撮らないし。でも被写体を圧倒できればそれで撮れるけど、そんな人は好んで、選んでコンパクトなだけ。

いつまでも井の中で満足してないで外界を見たらどうでっしゃろ?!