MICHI ISHIJIMA - Pride One -

笑顔を生む笑顔

笑顔を生む笑顔

それぞれがそれぞれの役割を完璧に遂行して1つの物事を遂行して完成させる。

本日も武道館でのコンサート撮影でした。そこは演者だけではなく、通訳さん、監督さん、舞台演出さん、照明さん、特効さん、ボクら撮影者、そして1つの舞台を作り上げる人々。何もギャランティをいただくからプロフェッショナルなのではなく、だからこそのプロフェッショナル。それぞれの個性が集結して、それぞれの味がうまく調和して旨味は生まれる。

時には失敗もあり、それを考え、悩み、次回に活かしていく。そしてより完成度の高いものを目指していく。

会社としての社員、組織の中の個人としてしかそこに存在できない人もいることは確かで、意識の問題もあれば技能の問題もある。「しなきゃいけない」も2種類で、自らの意思でしたいから「しなきゃいけない」なのか、しないと上司や雇用主に怒られるから仕方なくなのかによっての差、違いは完成品に雲泥の差を生む。後者は今後も伸びることもなくプロフェッショナルにはなりきれない個人。それはバイトであろうが社員であろうがフリーランスであろうが全く変わりはないと思います。

自らの笑顔を生むには笑顔にさせなければならず、その笑顔を引き出すには笑顔でなければならない。

自らの笑顔とは収入なのか、仕事の内容や充実度なのか、生活なのか家族なのか、恋人との時間なのか。それらは相手を笑顔にさせることによって巡り巡ってくる。そしてその笑顔を引き出すためにはまず最初の自らの笑顔で居なければ引き出すことはできない。

エンターテイメントなんてその縮図だと思うのです。お客の笑顔を引き出すためにまず笑顔が作れなければ全く持って話にならない。

ドイツでは関係者入口で顔見ただけで、名前を告げる前にパスを用意し出してくれていました。そして今日はついにコンサート会場関係者入口でも(笑)。

コミュニケーションは全てを変えられる。そう思えた2日間でした。