MICHI ISHIJIMA - Pride One -

スポーツ系?

スポーツ系?

さすがにこれだけ長いことやっていると、どうも「スポーツ写真を撮る人」という強烈な印象があるようで、依頼いただくお仕事がスポーツがらみだったり、動きの激しいものだったり…汗 嫌いじゃないから良いんですけど(爆)。

その昔、スポーツ専門雑誌によくお仕事させていただいていた頃、試合写真はボク、同じ記事内容のポートレートは別の方というパターンばかりでした。それも下手くそなポートレイト、そしてその方のお名前を2回見ることはない(爆)。

しかしボクなんぞはまだ良い方で、その雑誌でバイトしたことある方やパシリしていた方なんぞは、写真上手くなってもズゥ〜と編集者内のポジションは変わらず、ギャラも安いままでした(苦)。一度色ついてしまうとズゥ〜とそのまんまでした。一度相談を受けて「そういうところだから他に移ってやったほうが良いよ!」とアドバイスしたくらいでした。

どうも日本というところは肩書きが好きなようで『どこそこの何をしている誰々』。そして一度付けられたその印象は消えることがない。超有名に大先生になってミラクルを起こせばまた別なのでしょうけれども。

まぁポートレイト撮る印象は新人系なのですが(苦)、スポーツ写真って本来はマルチで、あれもこれも撮れないと出来ないお仕事でした。昔はね。最近じゃその競技が好きで安いカメラ買って、カメラマンでございとばかりに「ギャラは要りませんからパスください!」に「はい」と渡してしまう編集部(編集者)という図式がまかり通ってしまっています。なので、雑誌のクオリティは下がる→読者も馬鹿じゃないから売れない→制作費がなくなる→素人使う→クオリティは下がるの負のスパイラル。

あぁ〜あ、いい写真が載ってる面白い記事読みてぇ〜なぁ〜。。。