MICHI ISHIJIMA - Pride One -

へたくそ

へたくそ

何年か前のFacebook、その年の1番多く使ったワードが示されたことがありました。その年いちばん多く使ったのは『下手くそ』(爆)。

ホームページをリニューアルしていただくにあたり、今まで自分が撮影してきた写真を見直しました。まさにヘタクソ(自爆)。でもこれってマイナスな意味ではなくて、まだまだ良くなるという事です。下手さがわかるという事は、その撮影させていただいた時よりも巧くなっているから「下手さ」がわかるのだと想います。これって写真だけに限らず。

実は他人のヘタクソな写真は観るのは嫌いです。有名無名に限らず。でも反面「うまいなぁ~」と感心させられる写真を観るのは大好きです。でもそれって例えば撮影者で判断したりしないから行き当たりばったり。時間ある限りは写真展を観に行くようにしています。でもそれも宝くじを買うようなもの(苦)。入場料払う写真展なら間違いないか?!というとそうでもなく、早足で会場を一周して帰って来てしまうことも多々。逆に無料の一般写真展で1枚の写真にへばりつく事もあったりして。

ただ、雑誌は編集長が変わらない限りは同じ傾向は続きますので、編集長が変わらない限りは立ち読みすらしない。新創刊は必ず女性誌男性誌の区別無くほとんど立ち読みしています。そして買うか買わないか、2度とその雑誌をめくることはないか(爆)の3種類。日本にいると洋書コーナーに置いてある雑誌は種類も限られてしまう洋書雑誌。海外にいる時は苦労無くほとんど目にしているのに、日本で観るのは指南の技。それでも買いますが、これまた高い(爆)。1冊2冊仕入れる訳ではなく、売れなかったら廃棄されてしまうので致し方ないのです。最近はネットで海外の雑誌写真も簡単に観れます。もちろん全部ではないのですが、それ見て雑誌探したりも。

こうして日本の写真に影響されることなく(笑)、日々成長をしている…んじゃないかなぁ~と。でもその『スキ』と想った写真を真似すると単なるモノマネ写真、権利もボクにはないので、一度記憶して消化して血や肉にしております。傾向はどうしても『スキ=自分なりの写真』なので、本当はこんな事考えないで撮ればいいのでしょうけれども、プロとしてのプライドがいちようはあるもので!!

それにしても五輪で脚光を浴びた日本のデザインのモノマネ。モノマネ以上のパクリ?! 中国をばかにできないほど日本にもあるこの手の人達。他人のデザイン、写真をオマージュではなくパクっておいて自分のだと主張するくらいならまだ『下手くそ』の方が未来は明るいぞぉ〜!!