MICHI ISHIJIMA - Pride One -

いつかは家族のもとに…

いつかは家族のもとに…

8月17日からの写真展に向けて必要な写真を探しながら、出てくる懐かしい写真をついつい観てしまい、1日があっという間に経ってしまっております。まだ開催まで日にちはあるのですが、なかなか前に進まずに楽しい過去を懐かしむ時間(苦)。なかでも苦楽をともにしたバレーボールの写真は家族の写真のようにもの凄く楽しい。

世界のバレーボール、ナショナルチームメンバーは固定されて4年、8年と熟成をされていき、そこに新しい選手が加わっていくために、ジュニアチームから撮影させていただいていたりした選手とは、いつのまにか顔見知りになり、各国シニアチームのメンバーに入った頃にはもう家族同然でした。中国選手の間で日本のグミが流行っていると教えられると日本から出向く時にはお土産にしたり(今考えると催促だった?!w)、大会で日本にきた時には各地の評判のものを差し入れしたり。

モーターサイクルロードレースのWGP(ワールドグランプリ)などは、同じメンバーで世界各国をまわるためにコンチネンタルサーカスとその昔言われていました。F-1もそう、テニスのグランドスラムを含むワールドツアーもそう。バレーボールも同じメンバーで世界選手権、オリンピック、W杯、おまけのグラチャン、春のモントルー、そして今はシステム変わっているようですが、毎年の夏の代表大会もそうでした。

寄り添いながら見守りながら、応援しながら歓喜をともにしながらコートサイドでの撮影。足をひっぱられ行けなくなったリオ五輪、中国チームの金メダルは予想通りのものでした。郎平(ランピン)監督が率いたチーム、その熟成具合は手に取るようにわかりました。2014年の世界選手権銀メダル、2015年ワールドカップ金メダルと上り詰めた結果がリオデジャネイロで完結しました。嬉しい反面、そこに居ない悔しさはありました(苦)。

日本のバレーボールは協会、取り巻き含めて嫌な気持ちになるので国際大会を含めてまったく撮りもしなければ観てもいませんでした。だから今がどういう状況でどういうメンバーなのかもわからない。でもこうして昔の家族の写真を観ていると、あぁ、いい時代に一緒にいられた大会だったなぁ〜と思うとともに、またコートサイドに出向いたら気づいてくれるのかな?!そもそも今いるのか?wと逢いたい気持ちも笑えて来てしまうほどの年月が経っているように感じています。

いつも各国チームのホテルとは別のホテルではありましたが「寝られないぃ〜」と電話かかってきたり、たわいもない話でホテル缶詰の時間をつぶしたり、「どう思う!?」などと相談されるそんな日本人はほかに居ないのでしょうね(苦)。日本人に限らず居ないか!?(爆)。チーム・マスコットなのかパシリなのか?!わかりませんが、USBメモリー渡されて「これに写真ちょうだい!」もなくなると寂しいものです(笑)。

今後の予定では、これからちょっと新体操で華を咲かせてみたく、みなみちゃんを世界に引っ張りたく、それでまた女子バレーに戻りたいと思っています。夏の代表バレー撮影依頼もスケジュールおさえられたまま中途半端なまま、すでに終わっちゃったし、W杯もないだろうし。結果うそつきぃ〜(爆)、嘘つきばかりの日本バレーwww そんなのが東京2020で勝てるわけない。もちろん来年も含めて今後の代表バレー撮影は日本以外の開催地だけですが(笑)。世界選手権もワールドカップも日本協会関係ない日本以外で開催してくれたらいいのになぁ〜。。。w

戻る戻る詐欺になったままになるかもしれないけれど、いずれにしろ専門職では戻ることはないです。それだけは断言できる(苦)