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チアから紐解く私的FOOTBALL考察

チアから紐解く私的FOOTBALL考察

この週末は土日ともJリーグ三昧。昨シーズン1試合しか行かなかったので、すでに昨年を上回るやる気!をみせておりますw

昨日土曜日は東京ヴェルディ1969。名前が示すように私が3歳の時に出来た純粋なクラブチーム。昔は読売クラブと名乗ってはおりましたが、初代Jチアマン(チアマンという呼称も日本初?!)川淵三郎さんのエイヤッ!で企業名を外したこと、それに反発する読売新聞社渡辺恒雄さんの騒動は当時新聞の販売に貢献してました(笑)。今じゃJ2(2部)がすっかり定着してしまっておりますが、最高に強かった時代は日本サッカーの歴史を振り返らなければならないので止めときます。

で、なぜJ2試合に行ったかというとやはりチアからみ(自爆)ちょうど数日前に撮影させていただいた方の娘さんが「ヴェルディチアのスクールに通われている」という話が発端で、そういえばチアリーダー居たなぁ〜と。

これまでチアリーダーはフットボールといえども、アメリカンスポーツではないサッカーは「チアスクール稼ぎのためのお姉さんチアでしょ!?」くらいの意識しかなく、完無視ではありましたが、日本の文化はいろいろなところの良いところを合わせてオリジナル化することじゃん!(チアスピリット:他者を受け入れ自らの成長とする)に気がつき、百聞は一見に如かずで、実際に学びに足を運んだ次第なのです。

ヴェルディのチアリーダー活動としては、キックオフ前の選手紹介盛り上げ、選手花道、試合中は控え室に引っ込み、ハーフタイムショー、また引っ込み試合終了後の表彰式アテンド、そして試合前と同じく盛り上がり参加(?)な感じで、フットボールチアに慣れてしまうともったいないというか、サッカーの流れでは仕方ない最大限な感じでした。運営とかのお話はまた別機会に(というか、個人的に秘密裏にw)。

そして今日はメディアも集まり、スタンドも埋まりぃなJ1。受付を済ませると手渡される手ぬぐい。最近はとんとメディアギフトたるものが大きな大会を含めて皆無になった昨今「あらっ、うれしい!」「スタジアムも改修工事でご迷惑をおかけしますので」とはよく出来たシミズオクトの娘さん(∩˃o˂∩)♡(注意:Xリーグもそうですが、シミズオクトで働く娘さんたちはみな素敵♡野郎は無愛想、オヤジは最悪w)

今日は東京ガス・スペシャルデーでした。FC東京の前身は東京ガス、青と赤のチームカラーは変わらず。広報マン生まれる前からサッカー写真を仕事にしているアタイ(苦)、そして今日は相変わらずチアなし(自爆)。東京ガスで頭に浮かぶのがクリアイターズ(アメフト)。くりちあ(クリエイターズ・チアリーダー)さんは色々と活動もしているので是非ともブッキングして欲しかったスペシャルデーとしてのイベントはなし。。。FC東京は熱いからサッカーさえあればいい。浦和と同じ。

でも例えば、FC東京が東京ガスの名前のままだったら、ここまでお客さんは集まるのだろうか?サポーターは熱くなって応援できるのだろうか?!と考えてみました。逆に東京ガスクリエイターズが(A)FC東京を名乗ったら?! 浦和レッズが三菱レッズだったら!? オール三菱ライオンズがオール東京ライオンズ(八王子)だったら?!何か変わってくるのだろうか?!現在のFC東京の背中だけみたらレッズ。これは企業名がチームに付いていない恩恵!? ちなみに写真はいつもの如くノートリミングw

昔は読売クラブがヴェルディ川崎という名を経由していた頃は東京ガスはFC東京としてJ1を目指していたので比較するのは仮定の域を出ることすらままなりませんが、今では明らかにいろいろな面で差が大きい。たぶんJ1、J2というディビジョン以上の差があるように感じています。うちの住まいはヴェルディ管轄らしく、通りの街灯下にはヴェルディのペナント。しかし誰ひとりとして試合日前後でもヴェルディのレプリカ着て歩く者おらず…。

そして本題のアメリカンフットボール。まずこの競技の全体的に感じるのは、企業チームが強いとかいう前に、保身と保守的ないろいろなものを捨てないと人気なんて出やしないということ。「もっと人気を、観客増員の努力を」と言っている構成員が「仕事が離れられなく」とか「家庭の事情で今日はおやすみ」とか言っている人々が他人様をスタンドに足を運んでもらおうとプロみたいな事を言っていること自体に違和感を疑問を感じております。

4年に1度仕事を辞めてサッカーW杯を1ヶ月間現地に滞在していたサポーター達の方がよっぽどもプロでした。

もちろん中にはいろいろなものを犠牲にしながら踏ん張っている人々もいる訳で、チアリーダーなんてその最たる者達。経験者ばかりで盛り上がり、リーグ自体の改革を語っていた人も1つのチームに入ってしまうと自分のチームのことしか無くなってしまうのが今の現状のように感じています。だからなのか!?非経験者はNFLは観るけどXリーグは見ないのか!?

50人の経験者が居て、50人の非経験者がいて、ともにNFLは楽しむ=100人

しかしXリーグは50人のまま。

せっかくの地域に愛されるクラブチームなのに、わざわざ企業名を安いお金で付けて、自らのステイタスのチーム名を売って今だけの存続を維持しようとしてしまっているのも残念。今を維持できなかったら延命しなくても良いと思ってしまうのが偏った考えなのでしょうか?! そうでなくても存続するクラブはある訳で、そこに吸収淘汰されれば整います。ネーミングライツ以外のライバル企業社員さんは応援しづらいわさw 

だからアマチュアスポーツはアマチュアで良いんじゃなか?!と思うようになりました。無理して優勝して、その先にあるものが大赤字解散では本末転倒。アマチュアは地道に身の丈で毎週末を楽しめればいいんでしょ?!(自虐)。それだったら富士通フロンティアーズがもっともっと強くなり、パナソニックインパルスがもっともっと強くなり、オービックシーガルズやIBM BIGBLUEがそれにしがみつきという図式で、そこに福岡SUNSが優勝の行方の鍵を握っていたりするリーグを毎年繰り返しても良い気がする。

ガラガラどっしゃぁ〜んしないと日本のフットボールは変わらないんでしょうね。。。日本のフットボールを!フットボールの未来は!! 

昨シーズンのX2(2部)を全勝でX1Area(実質1.5 部)に今年昇格したブルサイズ東京という市民株主制度の企業名のつかない純粋なクラブチームが存在しています。東京の顔になるのか?金子選手も在籍しているし、超期待!!していますし、41年目のハリケーンズも今年はX2に上がり、地道に確実にジワジワ系でもの凄く楽しい試合をしてくれる気がしています。急がず騒がず目の前の勝負に勝って、その試合に勝って、シーズンを終えたらすごく良い成績でまた喜びを分かち合える仲間達の中で写真を撮らせていただきたいと願っています。

とは言っても私は写真屋さん(カメラマンじゃないよ!w)。写真撮ってなんぼ。目の前の激戦を絵にしてなんぼです。言うてしまえば、選手の背景、試合の風景のスタンドがいっぱいに埋まって欲しいだけ。それだけで写真がカッコ良くなるんです。単純な話。

今日の味の素スタジアム、男性も高齢になるとおばちゃん化するようで噂話に花が咲く「なんでJリーグ1回も来てないのが翌年のパスもらえる訳ぇ〜?」「ボクはこれまでのJリーグに対する貢献度合いが違いますよ!w」「じゃぁM月は?」「そりゃトト購入額が毎回デカイですから!w」集まった者達は私を含めて高齢化が進んでいます(爆)。そもそも昔からメンバー顔ぶれが変わっていない井の中。なんかスタジアムのピッチ脇の寄合に顔を出すが如く、おじいちゃん達が好き勝手言いながら写真撮ってる日本サッカー史上初の光景がこれから展開されていくのかもしれません。私も自ら老いながらそれを楽しみにしています(自爆)。それにしても目立った若手いないよねぇ〜サッカーフォトグラファー界は。頭打ちでみな引退しないから。そのためにW杯抜けたのにwww 昔のヨーロッパの試合、看板裏みたいにジジイという名のベテランばかり。ソニーの機材なんて使っている人なんかひとりもいやしないのもそのせいか?!みんななんかフィルムで撮ってそうだし…。って横を向くとオフィシャル系は一生懸命に試合中にサーバにアップ作業。目の前にゴールを狙う選手が駆け込んで来ても撮影そっちのけ。そんな時代。時間との戦い、生ライブ・スチル写真!?もはやカメラマンという名称すら超えて『老眼かけた送信者』という職業かも!? ボクならその仕事受けないwか、動画で撮ってそのまま垂れ流し中継させてもらい、編集が受けてキャプチャー、音声は生ボヤキwww