MICHI ISHIJIMA - Pride One -

No Excuse!! もう逃げない。

No Excuse!! もう逃げない。

説明、解説と言い訳ってまったく違うものだと思っています。

去年11月末に発売になった週刊文春(2018年12月6日号)異例の6ページグラビア初チアリーダー特集の発刊に際し、予防線を張っておきました。「写真は編集デスクが選んだ」と。これは言い訳です。だって現存する写真を全て見せてそこから選んだ訳ではないから言い訳です。「チア酔いしました」と言われるくらいの量は見ていただいたけれども、そこには自分で選択して提出したのだから、どれが掲載されてもOKということに他ならない。

今頃になってまた面白い話を聞きました。「最終ページの写真でそれが載ったことを嫌がっているチアが居た」ということ。しかしそれはそれを言った全く関係ないチアが選手より目立つことを嫌う事務局員発信の話であったことがすぐにわかったそうです。その言った人にもその後も何回も会っているし、話ししているし。昨日の旅人日記の話ではないですが、本人を目の前にしてはいい顔して影でこき下ろして何が楽しいやら。。。チアには怒るけど石島には怒れない?!喧嘩するならつかみ合って殴り合った方が(相手は女性ですがw)運動にもなるし面白いじゃん。自分の反射神経がどこまで落ちているかもわかるしwww

誰が言っていたかは忘れてしまったのですが、「写真は撮影者と被写体の関係性」

その写真が撮らせてもらえるのは他ならぬ石島だからです。発売前から広告代理店に務めるチアさんから「みちさん!」と夜連絡が来ました。「チアリーダーを載せてくれてありがとうございます!」とその方は大好きなチアさんなのですが、載ってはいない。発売後最終ページのチアさん達に「ごめんね、足しか載らなくて」というと、親御さんたちも娘が足だけとはいえ文春に載ることは一生ないからと買ってくれたそうです。この話には後日談があって、今年辞めてしまうチアもここには含まれていて「あのさぁ〜オレ辞めたら残ってくれる?」という会話もしています。「なんでですか?」「うん、なんとなく」。。。悪気はない、足を強調したものでもない、だけどそれきっかけの可能性もないとは限らない。今考えると長年付き合ってるカップルみたいな会話(苦)

荒木経惟さんは言ってました。「世に出さない写真は、撮影しなかったのと同じ」

もちろん被写体、撮影者の自分にマイナス、嫌な気持ちにさせる写真は撮りたく無いし撮らない。これは昔から変わってません。被写体を踏み台にしてカネ稼ぐ方法も、のし上がる方法も知っています。知っているから使わない。使いたくない。1987年くらいだったか、写真週刊誌全盛の頃、フライデー、フォーカス、EMMA、あと何があったっけ(汗)時代には写真が上手いと褒められてフライデー契約で誘われた身です。お断りしましたが、それから5年後1992年は小倉隆史選手のオランダデビューを撮影してモノクロ2ページでフライデーデビューしました。それよりかなり前にはアダルトビデオが世に出始めの頃、パッケージ写真を頼まれましたが、写真が荒れるからと断りました(写真が落ち着いてる今ならお受けします(∩˃o˂∩)♡w)。そんなこんなを経て32年経った今、一貫してフリーランスを貫き、多くの実践を経験させていただいてきました。そんな恵まれた身なれど、多くの障害にもあい、最近は写真を撮ること自体にビビっていた感があります。嫌いになりかけていた昨年でした。機材をすべて提供していただいているキヤノンさんもカメラチェックでわかるシャッター回数の少なさに驚いていました。でももうリハビリ完了です! そうです、今年のテーマはリブートでした。再起動させていただきました。

もう逃げない。

尊敬する近藤篤さんに言われたこと「みっち、ミッチの写真は何がいいかわかる? 被写体をまっすぐに見て、まっすぐに捉えているからいいんだよ」。わかっているつもりでいましたが、また少し成長させていただきました。

今日の写真、あやかさん本人にこの写真を見せたら怒られる、呆れられるどころか「今年も『M』担当にしてもらいます!笑」。そう、僕には大切な人々がいっぱいいました。大好きで大切な被写体がいっぱいいます。今年もまっすぐに素直に撮影させていただきます!!

ってまたなんだかんだとチア話かよっ!?www(自爆)

はい、チアリーダー話にしかめっ面は似合わない。チアリーダーが世の中を笑顔で包んでくれます。

ここからは余談です(笑)。最近といえば、やたらとツーショットを一緒に撮りたがられます。「神様、もうお迎えの時間なんでしょうか?! 余命はあとどのくらい??」というくらいに。これまでの人生の中、各国のバレーボール選手に、タイに行けばタイ人女性に、アフリカに行けばアフリカ人女性に、「一緒に写真を撮って」と言われました。前者はバレーボール写真でタイでも有名だったからで、後者は物珍しさからです(でも他の日本人は言われてなかったなぁ〜、、、。しかし自らはどんな有名人と仕事をご一緒しようが、大好きな有名人であったとしても自分用に被写体にサインをお願いしたり、ツーショット写真をお願いしたりしたことがありません。初めてサインもらったのはザ・デストロイヤー選手、まだ小学生だったでしょうか?!もうひとりも小学生時代に桐生高校の阿久沢選手(野球)。あとはピクシー、ストイコビッチ選手に「ゲームシャツ持ってる?」と訊かれ、持ってないと答えるとともに最後の代表シャツをいただいた時、そのシャツにしてもらったくらいで、それ以降もありません。荒木絵里香選手からいただいたプレゼントは最初からサインが入った全日本シャツだったし、、、。それくらいしかありません。サインをいただく趣味もなく。あっ、プライベートのツーショットはありますけど(/ω\)自爆。