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金儲けの方法

金儲けの方法

さすがにこれだけ長い事この仕事をさせていただいていると弟子になりたいと言って来るひと、「みちさんの写真に憧れてこの仕事を」という方、いろいろおりました。レッスンプロではないのでひと前で教えるという事は某写真学校での1回だけ。ただすべてにおいて共通しているのは、写真の撮り方よりも心構え。そして残念な事に金儲けの方法は教える事が出来ませんでした。

金儲けの方法は実は簡単で、システムの中に入ってしまえば良いのです。身近な話でいうと写真館のようにプリント1枚いくら、焼き増しいくら、ネガは渡しません。技術料だけではなくプリント代で稼ぐ。微々たるものではありますが(苦)。学校のイベント写真、ピントがあるのかないのかわからない小さく写っている1枚に安くない金額を払う。それは技術料ではなく写真1枚の値段。バイト君への指示は「1枚で多くのひとが写っているように!」。だからそれは営業写真と言われています。アマチュア団体の公式撮影も同じ。東京マラソンも大きな写真屋さんがスポンサー料を払って入り込んで販売している。ということは、スポンサー料を払って、バイト代を払って、中国(リストの名前の漢字読めるから)にデータとリスト送り、ゼッケンン何番は誰それと付け合わせする外注しても余りある大きな収入になると言う事です(苦)。

ただそれって、フォトグラファーの『仕事』ではないですよね(苦)

スポーツやイベント撮影で大会オフィシャル(横文字にすればカッコイイけど、実は何でも撮らないといけない雑用係)にでもなったらと考えるでしょうけど、それは日当の日雇い作業。撮りたいものは撮れない。あれば良い写真。しかも元請けからの依頼だと手元に来るのは微々たるもの。

それもフォトグラファーではないですよね(苦)

もうひとつ、規制が出来ている中に入り込む。これは独占です! 撮影禁止にカメラ持ち込み撮影する。例えばコンサート会場周辺やうちの近所で売っている生写真(言い方古いw)ってこれが多い(最近は複製やネットパクリ?)。でも違法です!!

フォトグラファーを名乗る以前に悲しい犯罪者ですよね。捕まったら写真家ではなく無職と表記されますよ(涙)

独占を重視して、正義感もなく伝えたいものもないままに戦場へ行く。。マグロ漁船(いまあるの?)に乗り込むように。でも戦場カメラマンもそうですが、米軍の後方、それこそ広報。最前線には行かせてもらえません。むしろマグロ漁船の方が良い写真撮れる気がする。。。

規制はあればある程、金儲けにはなります。アルカポネが禁酒法で稼いだように。

フォトグラファーとは真逆。

ね、フォトグラファーと金儲けは相容れないでしょ?!(大汗)

あれっ?気がつけばタイトルと違うwww