MICHI ISHIJIMA - Pride One -

愛しき菅原俊

愛しき菅原俊

昨日のJXB(Japan X Bowl)、富士通フロンティアーズの前に敗れ去ったオービックシーガルズ。オービックを破り、JXBを穫ると目標を掲げていた富士通でした。

敗れてしまったオービックシーガルズにはボクをアメフトに引き込んでくれた選手が今も現役でいます。

QB 菅原俊

昔々なにげなく正月につけたテレビ。そこでおこなわれていたのは社会人優勝(JXB)と学生チャンピオンの日本一決定戦、ライスボウル。

副音声のルールを知らない(今でもよくわかってないw)視聴者でもわかり易い実況解説で観続けてしまっていました。オービックvsどこかの大学(爆)。それまでNFLの試合は撮影した事はありましたが、まったく魅力を感じずにそれまで縁遠い競技のひとつになっていました。

ボールを受け取った菅原選手はパスを出さず、そのまま敵味方の団子になっている上を飛び越えてタッチダウン。

「うぉ〜撮りてぇ〜!!」

その後もボクの注目は菅原選手。

シーズン最後の最後がこのに日本一決定戦のライズボウル。そしてシーズンが新たに始まってからボクは足しげく通うようになり、シミケン選手やらなんやらと好きな選手が増えていったというボクのアメフト歴史。

ノジマ相模原ライズもオービックシーガルズも『ノジマ』『オービック』と頭に企業名はあるものの、『味の素スタジアム』のネーミングライツと同じでスポンサー企業名の付く純粋なクラブチーム。昨日の菅原選手も「どうしてもどうにもならない時にだけ電話して」と仕事を休んで試合に臨み、かかって来た電話にも出なかったのだそうで、、、汗。

優勝した富士通フロンティアーズ(こちらは企業チーム)の選手もオービークシーガルズの選手も、チアも東京ドームのスタンドいっぱいに埋めた観客も今日は平日、普通に12月13日として朝から仕事。。。

でも「あした仕事だから、今日は流して、、、」なんて言っている奴、やっている奴は一人も居ない夢の空間。

みんながみんなして同じ夢を観て、一斉に目覚める。

しかも望めば夢の続きを観る事も出来る。

それって寂しいようで実はもの凄く楽しく、素敵で凄い事。

こんな素晴らしい経験を知っている人があまりにも少な過ぎる気がしてならないのです。。。

 

ボクは幸いな事にフットボーラー菅原俊に教えてもらいました。気づかせてもらいました。

出来る事ならばまだまだ続けて欲しい。

今のボクの望みはそれだけです。