都内4年ぶりの大雪の中、西日暮里のラブホにおりました。
撮影の合間の雑談で荒木経惟さんの写真の話がモデルさんから出て来たのには驚いたけど、意識の高さ!! 寒いのでお取り寄せした赤ワインを持ち込みながらの休憩時間でした。
写真は被写体との関係性。そういえば「やってんじゃねぇか?」「いや撮影しながら出来ねぇよ」写真観てそんな感想って最近まったく聞かれない。典明さん以来逮捕者も出ていない(笑)。あっ、紀信さんが野外で書類送検ありましたw。そうでなくても 健全な『お写真でございます』ばかりの昨今。荒木さんの写真ってそんなことをネタにアラーキー自身が楽しんでいました。そういえば本日のモデルさん「篠山さんはタレントさんとご結婚なされたのですよね?」「そう、シンシア、南沙織さん(それをネタに吉田拓郎さんが、、、は話してないw)」。撮影者と被写体で関係を怪しまれるのが理想的な写真なんじゃないだろうか?!と思います。
「あぁ、綺麗な写真だね(感想は以上)。フォトショで加工したんでしょ(心の声)」ばかりの昨今の写真。なんも艶がない。ピント合っていない写真の深さとかわかんねんだろうなぁ〜。。。
その被写体はゆきづりの関係なのか?恋人同士なのか?夫婦なのか?付き合って間もないのか?倦怠期なのか?とかとか。。。写真内容を変えるだけで変わるから写真は面白いし、内容で観てくれる人を騙す楽しさとかをボク自身も忘れていた気がします。
世間が何を言おうが、それを楽しむのが写真というものでした。肖像権だの許可とったのか?だので世間の雑音を気にして『無難なつまらないスマホ写真』『無からフォトショで作り出した『写真』ではない2次元モノ』の業界じゃ面白くないし、ボク自身もそろそろそんな本格的にエロ写真撮っても良い年齢になって来た気がします。
でも実は今年、とくに最近そんなことどうでも良くなっています。自分の感情がそこにある写真撮れば良いと思っておりますし、発表する場も雑誌でなくてもいい。『仕事の写真』『仕事を目指した写真』『自分で撮りたいもの』なんでも撮っていくのが「児童ポルノ以外はなんでも」の自分でした。「今日も被写体に恋して、明日は別の恋をする」そんな感じな2018年にしていきたいと思います。ちなみに明日は男性に恋します(爆)
そしてやはりカメラ自体も作っているお国柄がでるのか?お尻越しの顔があり、AFで撮ったとするとキヤノンのカメラ(ニコンもキヤノンに昨今寄せているので特徴は同じ)は顔にピントが来て(コンサート撮影だとマイクに来るくせにw)、ライカのカメラだと淫部にピントが来る。AFだけに(わかる人だけで結構・爆)。本日は新しいカメラ含めて都合3種類のカメラを使い、設定もそれぞれいろいろ。もちろんオールドレンズはマニュアルフォーカスで撮影しましたが、写真撮る面白さって、特徴あるフィルムによって撮影を分けていたように、カメラの特徴で写真撮るのもまた楽しかりけり。
そういえばSONYのα9に対抗すべくPanasonicのG9PROというカメラが今週発売になるそうですが、Panasonic製ライカレンズ200ミリf2.8が35ミリ換算400mm/2.8 が使いたいと思っておりましたのでちょいと発売前に覗いてみたら・・・わぁっ、Panasonicの特徴でもあるファインダー像の遅れが直ってない。。。スチルをナメとんのか!?「うえぇーーー」と吐きそうなファインダー酔いになりながらビデオ屋さんカメラに写真撮らせるのはムリー!とSONYのカメラのダメな点とともにまた遠のいてしまいました。
でも太鼓持ち評論の方々は「スポーツ写真も撮れる!」とか絶賛してつまらない写真作例で小銭稼ぐんだろうなぁーwww