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人生初バスケットボール・トップリーグ

人生初バスケットボール・トップリーグ

写真を仕事として32年、日本のバスケットボール、トップリーグとしてJBL(日本バスケットボールリーグ)、bjリーグ(日本で初のプロリーグ)、Bリーグ(開幕2年目)を通して初めての撮影でした。それは東芝バスケットボール68年の歴史の最後の日でもありました。

その東芝話は仕事原稿として書きたいと思いますので、ここでは書きませんが(苦)、混乱の日本バスケットボールが川淵三郎会長のエイやっ!でBリーグとして統一プロリーグとして始まり、Jリーグ同様に開幕スタートダッシュで人気を博し、多くのファンを獲得できたことにはいろいろ要因があることが確認出来た日でもありました。惹きつけ魅せることがわかっている演出、観客が選手を育て強化にもつながる。相乗効果で人気は続く。そんなことを感じました。

思い返せばJリーグが開幕する前、川淵さんはこんな私にも「いろいろ話を聞きたいから事務局に来て下さい」と広く門戸を開き始まったJリーグが歩んで来た道を繋ぐようにBリーグは世襲しているように感じました。地元密着、そしてエンターテイメント。フォトグラファーのビブスデザイン1枚をとっても素晴らしい。

明かりは薄暗く、光も均等に回らず、最新のカメラ技術力でもどうにもならないような競技場ではフィールド・オブ・ドリームスは派生しない。

バレーボールもこの秋変わるチラシも会場にあり、読んでも何が変わるかわからず「何が変わるんですか?」というバレーにも明るい知り合いに訪ねたところ、「名前」という答え。「いっしょじゃないすか!?w」とギャグにしかならなかった情報収拾でした。

余談ですが、バスケットボールといえば、中学の大好きな担任の先生(英語教師、おかげで英検持っていますw)が部活顧問で、部活選びの選択肢にも入りましたが、身長が低いという自覚があり、好きだったバレーボールとともに諦めてテニス部に入った石島少年でした。月日は流れて写真学校講師としての実習もバスケでした。今時のカメラでバスケ撮影は技術的には何も難しい事はなく、生徒の撮りたい絵を生徒のカメラで簡単に撮って作例にしていたバスケ写真。もし中学時代にバスケ部に入っていたらもう少しバスケに関わっていたのかも知れません。それにしても「好きな人」がそこにいたら『動く』、『撮る』。今も昔もこの性格はなんら変わっていないという自覚した初の本格的バスケ撮影でした。