その昔、『チアガールは撮ってはいけない』と暗黙のルールがありました。それって確か誰かに言われたわけでもなく、いつの間にか自然に身について染み込んでいたルールであり常識w

いつの頃からか名称はチアリーダーと日本でも正式名称で呼ばれるようになったものの、その暗黙のルールは意識の中で継続。NFLのアメフトを撮ったフィルム見ても残っているチアさん写真はわずかに数枚。日本のXリーグを撮るようになっても同様にチアさん写真は試合に飽きた時の憩いでしかなかった（爆）。

相模原ライズを撮らせていただいてからしばらくしてライズのチア、サンズを今まで撮っていた人がいなくなったのでサンズもお願いします！と言われて撮らせてもらうようになってはみたものの、やはりその呪縛はなかなか消えずに踏み込めない（汗）。その入り口にはパンツ狙いのカメラ小僧の話（実際に後ろ回ってモニター覗くと、撮影後に表示されているのはパンツのアップ….w）でも彼らの撮影しているのはいわゆる『見せパン』。彼らは純粋に（？w）騙されているのです。男ってかわいそうな動物よねぇ〜www　パンツ見て撮って何が楽しいのかわかんないのですが、彼らにもっと気がついて欲しいパンツよりも素敵なもの、それを知らしめるのはどうしたらいいか？！　やはり写真を撮るしか能がないボクですので写真で出して見せていかなければならないと思い始めました。

しかもチアの彼女達って、まるでプロサッカー選手に憧れるサッカー少年の身近なJリーガーみたいなもので、少女達は日本のチアに憧れてチアを始め、シニアチアになったら今度はアメリカのNFLチアを目指すという図式があり、そんな少女達の夢のお姉さん達なのです。多分一般OLさん達には２時間ずっと踊りっぱなしなんてバブル時代のクラブでもなかった事でしょう（笑）。その体力、そして腰のひねりであったり、指先の動きであったり、まさにダンス。しかも１人ではなく複数人がシンクロしていないと綺麗ではなく、その息、リズム感。そのレベルはやはり様々で、チアさん達も日頃から自分を鍛えたり、磨いたりしているのです。

ただ素人考えだと、顔のアップで可愛さをアピールすれば？！とお思いでしょうけれども、そして素人だとそんな写真になってしまうでしょうけれども、実際には激しい２時間、汗で髪の毛くっついたり化粧落ちたり（汗）の顔では勝負させたくはない（苦）。

何ができるのか？！　走りながら考えて実現させていきたいと思います。選手をサポートするチア、そのチアをボクがサポートできることを。